Wordの校正ツールの使い方についてまとめました。
【変更履歴の記録】開始する手順
Wordの校正ツールには、「変更履歴の記録」機能があります。
変更履歴とは、どのユーザーがどのように修正したかを記録したもので、以下の操作で利用できます。
①[校閲]タブ > [変更履歴の記録] > [変更履歴の記録]をクリックします。
② これで変更履歴の記録が始まります。(変更履歴の記録が薄いグレーになっていれば記録中)
終了する場合はもう一度[変更履歴の記録]ボタンをクリックします。
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1 | ■【Word】[変更履歴の記録]を開始する手順 |
【変更履歴の記録】「閲覧モード」から「編集モード」に切り替え
「変更履歴の記録」を行っているWordファイルを他のユーザーが開くと、[閲覧モード]になり、編集できないことがあります。
その場合は、以下の操作で[編集モード]にすることで編集可能となります。
① 画面上部ツールバー >[表示]>[文書の編集]をクリックします。
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1 | ■【Word】「閲覧モード」から「編集モード」に切り替え |
【変更履歴の記録】パスワードをかけてロックする手順
[変更履歴の記録]は、他のユーザーに誤って解除されないようにパスワードをかけてロックできます。
①[変更履歴の記録]>[変更記録のロック]をクリックします。
② パスワードを入力し,[OK]ボタンをクリックします。
これでパスワードを入力しないとロック解除できないようになりました。
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1 | ■【Word】パスワードをかけて「変更履歴の記」をロックする手順 |
【変更履歴の表示】表示する手順
①[校閲]タブ > [変更履歴]グループ > 変更内容表示の右側の[▼]ボタン >[シンプルな変更履歴/コメント]を選択します。
② これで、変更がある行の左余白に赤い棒が表示されます。
③ 赤い棒をクリックすると,変更履歴が詳細に表示されます。
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1 | ■【Word】変更履歴を表示する手順 |
【変更履歴の表示】特定ユーザーの変更箇所のみ抽出
以下の操作で、特定ユーザーの変更箇所のみ抽出することもできます。
①[校閲]リボン > [変更履歴とコメントの表示]の[▼]ボタンをクリックします。
② プルダウンメニューから[特定のユーザー]をクリックします。
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1 | ■【Word】特定ユーザーの変更箇所のみ抽出 |
③ 変更したユーザの一覧が表示されるので、抽出したいユーザにチェックを入れます。
【変更履歴の表示】コメントの挿入・返信
Wordのコメント機能は、付箋のようなメモをWord文書に添えることができます。
① コメントをつける部分を選択します。
②[校閲]>[新しいコメント]をクリックします。
③ すると、右側にコメント記入欄が表示されるので、好きなコメントを入力します。
④ 最後にファイルを保存します。
コメント返信
挿入されたコメントに対して返信を行うこともできます。
① 返答したいコメント欄の下にある[返信]をクリックします。
② 返答コメントを入力します。
③ 最後にファイルを保存します。
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1 | ■【Word】コメントの挿入・返信(メモ機能) |
【変更内容】承諾、元に戻す
承諾する場合
他のユーザが変更した部分を承諾し、反映するには以下の操作を行います。
① [変更記録のロック][編集の制限]を解除します。
② 変更履歴を詳細な表示にしてマウスで変更箇所を選択します。
③[校閲]タブ > [承諾▼] > [この変更を反映させる]をクリックします。
元に戻す場合
変更を元に戻す場合、以下の操作を行います。
①[校閲]タブ > [元に戻す]アイコン→[変更を元に戻す]をクリックします。
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